台北・「茗心房」のお茶

最近のんでいる中国茶の紹介。
10月は台湾にいったし、誕生日プレゼントに中国茶をリクエス
したので今はちょっとしたお茶大臣なのだ。


台湾お茶めぐりの4日目に行ったお店。
お気に入りは台北・茗心房で購入した「茗心茶皇」。
発酵度の低めの高山烏龍茶。150gで2000元=約7000円でした。



ここの店主はもともとホンダのエンジニア。
中国茶にのめりこみ、脱サラ。焙煎法などの研究にとりくみ
「お茶のお医者さん」としても活動中。
保存状態が悪く、香りや味が変わってしまったお茶は
焙煎をしなおすことで、美味しくすることができるとのこと。


雑みを取りのぞき、焙煎の工夫によって
空腹時でも就寝前でものめる質のいいお茶が自慢。



「茗心茶皇」は一口で心の在りようが変わるようなお茶。
香り、味ともさわやかでやさしい甘みがあり上品。
上品といわれるものは、時々心して飲むことを
強要されるような気がするんだけど、
これは、すっと心が落ち着いて、いままでの自分の
緊張に気がつかされる。

買うときは高いと思ったけれど、それだけの価値はありました。



※この本に「茗心房」の記事か載っています。ちょっと昔の本ですが、とてもマニア向けで良い本です

台湾茶話 単行本

台湾茶話 単行本