台湾お茶めぐり、その3 「高山茶」の里にて 

さて、台湾お茶めぐり、の三日目。
雨が降りそうな天気のなか、梨山の高山烏龍の里を訪問。

大家族なのか、働いている人もいるのか、大勢で出迎えてくれる。
子供の頃あそびに行った田舎の農家とおんなじだ。

私たちを「お母さん手作り」のちまきが迎えてくれた。
父さんはにこにこと微笑みながらどんどんお茶をいれてくれる
日に焼けた肌。目元のしわ。農家のお父さんは
都会の人にはない静かなやさしさを持っている。
「たくさんお食べ。このお茶はちまきに合うよ。おいしいかい。よかった、よかった」
そんな感じ。

お母さんの用意してくれたタケノコ三昧のお昼をいただいてから、茶畑に出発。


☜ちょっと曇り

普段は午前中に茶摘みをするのだけれど、今日は天気が悪いのでお休み。
でも茶葉の摘み方を説明してくれた。よく本に書かれている”一心二葉”。


☜すこし晴れて葉っぱも緑がキレイ


実際は葉の色や固さをみて、3〜4葉摘むこともある。
若すぎる葉だけでは味がしっかりしないそうだ。
なるほど。


その後、萎凋から焙煎までの工程を現場で説明してもらった。
実際にお茶葉がないのが残念。


今度はスケジュールに余裕をもたせて来たいと思いました。




☜お茶の葉をこのかわいらしい機械でギュッと固めるのだ