上海の中国茶市場にいったよ 

上海には3つの茶葉市場があります。
上海駅から徒歩圏内の「大統路茶葉市場」、中心部から車で20〜30分の「九星茶葉市場」。
そして虹橋地区近くの「天山茶城」。今回は大統路と九星の2ヶ所に行ってきました。




まずは「大統路茶葉市場」。
杭州からの列車が上海駅に着いたので、カートをゴロゴロ引きながら歩いていってみました。
近くには路上の自由市場などもあり、観光では見られない上海人の生活を垣間見ることのできる、ごちゃごちゃしたところです(^^;)。

舗装されていない路地の両側と細長い建物の一階部分にずら〜っとお茶屋さんが並んでいます。
どこも店頭に茶葉の見本を並べているので、見て歩くだけでもそこそこ楽しい。
するっと歩いて15分くらいで大体ひと回りできます。



茶器はほとんどなし。烏龍、プーアールもあるけれど、基本は緑茶。



声はかけてくるけれど、しつこくはありません。
私の入ったいくつかのお店の感じでは、市価より高くぼることはなさそうだけど、
やっぱり市内で基本の値段と味をみていったほうがいいと思います。



そして「九星茶葉市場」。

九星市場はとても広く、カーテン市場、インテリア市場などが軒を連ね、
その一角に茶葉市場があります。
お茶の種類も多く、茶器も充実。一軒一軒が大統路より大きいので、
好きな人は半日遊べるのでは。


茶器、茶葉とも市価の1/2〜1/4くらいで購入できました。


でも、あるお茶屋さんでは私の買ったプーアール餅茶(220元)をみて、
「この前、日本人がこれと同じようなのを4000元で買わされていた」
というようなことも言っていたので、むやみに買うのはやはり危険かも。


帰りのタクシーはその辺で拾えると思います。
タクシーは待たせずにじっくりとお買い物するのがおすすめ。


どちらの茶葉市場でも、どこの店でも「お茶が好き」という態度が伝われば
とても気持ちよく接してくれます。
あとから「実はあんまり安くはなかったかも…」と思っても
「楽しく飲んでたくさんいろんな話を聞けたからいいや」と思えるはず。


あれこれ試飲してお気に入りのお茶を見つけてください。