インフルエンザの漢方薬 おすすめは板藍根

長年北京に住んでいた私が、今でも常備している漢方薬のひとつが「板藍根」。

抗ウイルス・抗菌・解熱消炎・免疫増強などの薬理作用がある薬で
インフルエンザや風邪の予防におすすめです。

このところ、「インフルエンザに麻黄湯」と言われていますが、
麻黄湯は正しい使用が難しい強い薬。

それに対して、板藍根は子供や高齢者も安心して飲むことができて、
しかも、予防にも使える便利な薬です。

インフルエンザは中医学でいう「瘟疫」。
SARSの際も専門家にその効用が認められ、
当時、北京の薬局では「板藍根」が売り切れ、入荷の際には長蛇の列が見られました。

写真は北京同仁堂の「板藍根顆粒」。
顆粒状の薬を、インスタントコーヒーのようにお湯に溶かして飲みます。

ネットでも購入できるようですが、価格は現地のほぼ10倍…。
中国に行く機会があったら、是非まとめ買いをおすすめします