お茶と水のおいしい関係。虎砲泉の水
虎砲泉の水と普通の水道水でお茶の飲み比べをしてみました。
結果は歴然。味はもちろん、香りからして違う。
香りの層が厚く、まるくなり、
味も上品にやさしく、穏やかになる。
ワインをデキャンティングした時の変化に似ている。
角がとれ、渋みがおだやかになり、香りがひらいていく。
お茶のお師匠の解説によると、
とろみのある水の性質からわかるように、虎砲泉は硬水。
水にとけているミネラル分が多いので、お茶の成分は徐々に
ゆっくりと引き出される。
とのこと。
だから多様な成分が十分に出てきて、味や香りがふくらむってこと、かな。
煎茶で渋みを楽しむときは、熱いお湯でタンニンをしっかり抽出。
玉露は低温でゆっくりとアミノ酸やテアニンのうまみ、甘みを出す。
それと、考え方としては同じだね。
のみ比べちゃうと普通の水は、
渋みが気になるようになっちゃいました。
こんどはボルヴィックとかで試してみようかな。